浄厳院の裏門に立派な表札登場

■平成30年4月12日(木) 第18087号

=地元の茶野さんが手作り=

浄厳院裏門に取り付けられた表札

 【近江八幡】近江八幡市安土町慈恩寺の浄土宗・金勝山浄厳院の裏門に10日、「金勝山 浄厳院」の文字が彫り込まれた表札が掲げられた。
 近くに住む茶野太四郎さん(68)が、檀家の依頼を受けて昨年10月からコツコツ制作を進めていたもので、縦2メートル幅45センチ厚さ4センチのひのき板に持ち前のノミの技をふるった。
 文字は歴史的なつながりのある山口県の高僧「山口長門春陽院六世鳥井信誉」の書を転写したもので同院を創建した織田信長の家紋を上部に加え、文字が立体的に浮かび上がるように彫り上げ、黒漆とニスを重ね塗りした。
 この日午前10時から営まれた春の法要後、来訪者が多く出入りする裏門前に関係者らが集まって除幕式が行われ、表札のお披露目を祝った。寺院には寺院名が刻まれた石碑はあるが、茶野さん制作の「観音堂」や「釈迦堂」とともに出入り門にも木札がそろった。
 近隣の社寺の表札を数多く手掛ける茶野さんは「原書体が崩れないよう文字のバランスと、初めて彫った家紋に注意しながら仕上げました。地元の寺院に飾ってもらったことはありがたい。来訪者がこの表札の前で記念写真でも撮ってもらえるようになればうれしい」と話している。


関連記事

powered by weblio




同日のニュース