近江八幡市長選 現職と新人の戦い

■平成30年4月9日(月) 

=現市政の評価問う=

 【近江八幡】任期満了に伴う近江八幡市長選挙が8日告示され、現職の冨士谷英正氏(71・浅小井町・無現)、元衆議院議員の小西理氏(59・武佐町・無新)の2人が立候補した。投・開票は15日。
 2氏は立候補の届けを済ませたあと、それぞれの選挙事務所で出陣式を行い、街頭に第一声をあげた。
 午前9時からの冨士谷候補の出陣式には自民党の国会議員をはじめ近隣の県議や市町長らが応援に駆けつけ、集まった支持者約500人を前に気勢を上げた。
 桜宮町の選挙事務所前で立候補のあいさつに立った冨士谷候補は今回の選挙戦の争点とされている新市庁舎建設について「検討を重ね知恵を結集させて計画ができ、正当な手続きを踏んで建設が進められている。この契約を破棄することは非常識である」と建設推進を主張した。また「財政改革もびっくりするほど改善した」と市政運営の実績を強調し「近隣の市町と協力して取り組まなければならない広域行政課題もあり、(市町長間の)信頼関係があることは大切である。次期4年間を市政の集大成として取り組みたい」と3選への意気込みと公約を力説した。
 小西候補は、自宅に近い武佐町の選挙事務所で午前9時半から出陣式を行い、支援団体関係者や支持者ら約100人が集まった。
 あいさつに立った小西候補は、「このまま4年間、ハコもの(の建設)が続けば、子や孫の世代に大きな負債が残ってしまう。大きな庁舎があるのに、まちが錆びれるのはだめ。庁舎は身の丈にあったもので、市民のためにあるべき」と述べ、新庁舎建設費用を見直すことで、教育・福祉の充実に向けた財源確保や産業振興を訴えた。さらに「市民が自由な意見が言える、クリーンで公平なまちをつくりたい」と述べ、市政の流れを変える施策の実行を訴えた。
 冨士谷候補は、告示前から自民党の大物政治家が駆けつける応援を得て党要人との人脈や国政とのパイプの太さをアピール。後援会や市会議員18人が主軸となって保守の基盤を結集した堅実な選挙戦を繰り広げている。
 小西候補は、自身が代表を務める「市民が考える庁舎の会」と昨年11月に政策協定を結んだ市民団体「住みよい近江八幡市をつくる会」が支援、また「あたりまえの会」が陣営加わっている。
 選挙戦の争点の1つとして、小西候補は建設中の新庁舎の建設費と建設地を問題視し、市民が納得する新庁舎の建設を訴えている。これに対し冨士谷候補は、様々な観点から機能性を考え、議論の積み重ねを経た計画であり、贅沢なものではないと反論している。
 冨士谷候補は13日午後7時から、小西候補は12日午後7時半からそれぞれ決起集会を開く。会場はいずれも県立男女共同参画センター大ホール。


現職・冨士谷英正候補
新人・小西理候補

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