「日本髪」結髪で故郷盛り上げ東近江市内で美容院営む坂地典子さん

■平成30年4月1日(日) 第18078号

=東近江市内で美容院営む坂地典子さん1日から鈴で「江戸かんざし展」=

結髪の稽古をする坂地典子さん

 【東近江】 東近江市宮川町の美容師、坂地典子さん(54)は、県内では珍しい地髪で文金高島田などの日本髪を結う結髪技術を習得した。坂地さんはこの技術を生かし、結婚式を希望しても高額で手が出せないカップルを対象に、空き家となっている実家の日本家屋(同市鈴町)を会場にした低額プランを提供し、伝統美に触れてもらうとともに、地域活性化に一役買いたいと意欲を燃やしている。
 「地髪で結う日本髪は、生え際のうなじが美しく、本人の顔立ちを引き立てられる。和装とあわせて凛(りん)とした雰囲気を表現できる究極の美です」と、坂地さんは太鼓判を押す。


文金高島田を結った花嫁

 地髪で結う日本髪に魅せられたのは、5年前、商工会の催しで京都市内の舞妓に出会ってから。これをきっかけに指導を受けられる勉強会をインターネットで探し、2016年4月から同市内のサロンに通い始めた。
 月1回2時間の勉強会だけでなく、仕事の合間に自主稽古を2年間積み重ね、今春晴れてサービスを提供できる技量に達した。
 4月3日には、修了を記念した地髪結い花嫁撮影会(非公開)を行うとともに、日本髪の美しさを際立てる「伝統のかんざし展」を1日から5日まで、同市鈴町241の実家で開く。


出品される江戸かんざし

 同展では、江戸かんざし師上村3代目の上村康重さんが手がけた作品約100点を紹介し、普段は目にすることのできない江戸の美を鑑賞できる。無料。
 問い合わせは坂地さん(TEL0748―55―4371)へ。
(高山周治)


関連記事

powered by weblio




同日のニュース