戦争体験者証言映像を製作 県平和祈念館

■平成30年3月31日(土) 第18077号

=シベリア抑留、八日市飛行場の思い出など 平和学習や人権研修で貸し出し=

 【東近江】 県平和祈念館(東近江市下中野町)は、戦争体験者証言映像DVD・BD(ブルーレイ・ディスク)「戦争証言2017―常軌を失った日々 滋賀と戦争」を製作し、「学校や会社、自治会などの平和学習や人権研修などで広く活用してもらいたい」と貸し出しを受け付けている。
 収録内容は、(1)「大陸に彷徨(さまよ)う日々〜中国での行軍 シベリア抑留〜」(証言者2人、21分)、(2)「ひたすら任務を信じ 〜ビルマ・ラバウルの日本軍〜」(同2人、20分)、(3)「滋賀と戦争〜八日市飛行場の思い出〜」(同1人、17分)―の3映像となっている。
 「大陸に彷徨う日々〜中国での行軍 シベリア抑留〜」は、戦争末期に南京から内陸へ1か月におよぶ強行軍の後、憲兵を経て、終戦後農家に収容された体験や、満州ハルピンでソ連侵攻に遭い、シベリアに抑留された経験を収録している。
「ひたすら任務を信じ〜ビルマ・ラバウルの日本軍〜」は、インパール作戦に向かった部隊が帰還するための橋を建設した際、目にした悲惨な光景、ラバウルに配属された零戦パイロットの証言となっている。
 「滋賀と戦争〜八日市飛行場の思い出」は、陸軍八日市飛行場の整備工場に就職した後、徴兵で海軍に入隊。戦後は村役場の職員として、同飛行場の処理に従事した体験を振り返る。
 なお、上映会は4月4日から7月1日まで、同館地域交流室で随時実施する。
 貸し出しの問い合わせは、同館(TEL0749―46―0300)へ。


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