署名28445筆 児童クラブの改善を

■平成30年3月14日(水) 第18062号

=市に設備拡充要望 学童保育連絡協議会=

児童たちも参加した署名活動(ことし1月、近江八幡駅で)

 【近江八幡】近江八幡市学童保育連絡協議会はこのほど、市に放課後児童クラブ(学童保育)の設備充実を求めて実施した署名活動の署名を提出し、改善を要望した。
 署名活動は昨年12月から近江八幡駅前等で実施し、今月6日までに2万8445筆(うち市内者の署名は1万641筆)を集めた。
 同協議会は、市内で運営されている24か所のクラブには低学年の約8割にあたる千人近い児童が入所しており、1学年4クラスの学校に近い規模に膨らんでいる。定員を超えて運営しているクラブが過半数ある状況をみて、利用をあきらめている保護者もあるとみられ、児童クラブにも待機児童の問題が浮き彫りになっているとしている。
 こうした現状の中で、市がクラブの事業委託者に支払っている委託料は、国の基準の約100万円を下回り、苦しい経営を強いられていることや正規職員が1クラブ当たり1人と少ない(平成28年度調査)など、経営面だけでなく利用する児童たちにも窮状のしわ寄せがおよんでいると訴えている。
 市では、2015年度からそれまで格差があった保育料の統一や低所得者への減免措置、小規模クラブへの委託料の増額など、クラブ運営の改善に取り組んでいるが、利用する児童数の急増により、国の基準が満足できない運営状態が続いている。
 市では「要望内容を真摯に受けとめ、同協議会と共に改善に向けて取り組んでいきたい」と話している。


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