【寄稿】滋賀県議会議員 高木 健三

■平成30年3月13日(火) 第18061号

=県政NOW 「琵琶湖の保全・再生は森林の充実から」=

    高木氏

 琵琶湖の保全・再生のカギは、“水源”とも言うべき琵琶湖を取り巻く森林の保全・再生にあります。ニホンジカの食害から森林を守る対策や、「守る」「活かす」「支える」取り組みを推進し、琵琶湖へどう繋げていくのかが重要です。
 この様に森林保全の課題が山積する中、平成三十三年の第七十二回全国植樹祭開催地に滋賀県が内定しました。県内開催は、昭和五十年以来、四十六年ぶりです。開催準備とあわせて、大会の成果を今後の森林づくりにどのように生かしていくかが問われます。県民一人ひとりが山や木に直接触れ、森林を考える絶好の機会につながるのではないでしょうか。
 一方、県産木材の利用については待ったなしです。公共建設物の木造化、木製品の導入、木質バイオマスのエネルギー利用や、木質暖房機の普及等、木の良さを体感し、活用への理解を深めて行く事が大切です。
 特に、木造建築に使えるCLT(直交集成板)は新たな使途拡大が期待出来、出来れば今、竜王町の工場団地での工場誘致も地方創生を実現する一つの手段でしょう。
 さらに、林業従事者の減少を受けて県は、林業労働力確保支援センターを設け、山村と都市の人材ニーズをつなぎ、移住・定住、就業機会の提供に力を入れています。人材育成につきましても、技術向上や資格取得を支援するとともに、近隣府県との連携も推進していくとの事でした。
 また、メガソーラー建設による山林開発に反対する運動が、滋賀県だけでなく全国的に広がっています。不安の声は、水源かん養機能の低下や景観悪化、土砂流出などの山地災害に及びます。これらに対して、県は現行の審査基準を検証していくとの事であります。
 要は、将来にわたり琵琶湖の水源林として適切に保管することが大事であり、しっかりとフォローしていきたいと思っております。




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