特殊詐欺被害防止 中村さんと河原林さんに感謝状

■平成30年2月8日(木) 第18033号

=高齢者だけじゃない詐欺被害=

居澤署長から感謝状を受け取る中村さん(左)と河原林さん

 【東近江】 東近江市警察署は5日、特殊詐欺を未然に防止したとして、滋賀中央信用金庫愛知川支店の中村隆裕支店長(53)と窓口係の河原林美帆さん(26)に署長感謝状を送った。
 同署によると、先月16日、来店した45歳の女性から高額の定期預金解約の申し立てがあった。窓口を担当していた河原林さんが出金理由を尋ねたところ「家電製品を買う」など、おどおどする女性の反応を疑い、中村支店長とともに詳しい事情を聞いた。
 鳴り止まない女性の携帯電話に不審を抱きながらも、かたくなに理由を拒み続ける女性から「携帯電話にコンテンツ利用料が未払いですとのメールが届いた」「『登録解除をしないと高額な請求をされます。登録解除にはお金が必要』と言われた」というキーワードを聞き逃さなかった中村支店長は特殊詐欺と確信し、女性に詐欺の手口を説明した後、警察に連絡。被害を防ぐことができた。
 全国で度重なる特殊詐欺被害を受け、同店では日々の朝礼で職員に注意を呼びかけていた。河原林さんは「今後も店全体で取り組みながら、窓口係としてがんばりたいです」と話し、中村支店長は「詐欺と分かりショックを受けていた女性の姿をみて、改めて特殊詐欺の恐さを実感しました。1人でも被害をなくすよう心がけたい」と語った。
 感謝状を手渡した居澤孝臣署長は「少しでもおかしいなと思うことがあれば警察に連絡してほしい」とさらなる注意を呼びかけた。


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