障害者の芸術考える アール・ブリュット国際フォーラム

■平成30年2月8日(木) 第18033号

=9〜11日、びわ湖大津プリンスホテルで開催=

 【大津】 障害者の芸術文化について考える「アール・ブリュット国際フォーラム2018」が、9日〜11日、びわ湖大津プリンスホテル(大津市)で開催される。初日の9日は、「平成29年度厚生労働省障害者芸術文化活動普及支援事業実践報告会」が行われ、10日はアメリカ、フランス、中国、タイ、インドネシアの有識者がそれぞれの国での実践を語る。
 最終日の「アール・ブリュットネットワークフォーラム2018」は11日午前9時〜午後1時15分まで開かれ、同ネットワーク会長で前文化庁長官の青柳正規氏や、三日月大造県知事などによるセッションを中心に、多彩な登壇者が発言を行う。参加は無料。
 同ネットワークは13年に発足し、アール・ブリュットに関わる人たちが情報交換し、広く一般に向けて発信しようと活動しており、現在は全国47都道府県から700を超える団体・個人が入会している。


アール・ブリュットネットワークフォーラム2018のチラシ

 開会の催しとして「オリンピック・パラリンピック文化プログラムについて〜2017ジャパン×ナント プロジェクトの軌跡〜」が行われ、青柳正規同ネットワーク会長・前文化庁長官、ポール・ビヨドー ナント国際会議センター シテ・デ・コングレ前館長、野澤和弘・毎日新聞論説委員、三日月大造県知事、松野哲・北海道岩見沢市長らが、昨年秋に開かれた障害者の文化芸術国際交流事業について、開催地の仏ナントでの反応や成果などについて語り合う。
 また、セッション1は、「日本のアール・ブリュット『KOMOREBI』展について」で、本展に出展した作家・平野智之氏、支援者でクラフト工房LaManoの朝比奈益代氏、出展者田湯加那子氏の家族田湯ひろみ氏らが、展覧会の感想などについて話をする。
 さらに、セッション2「障害者の文化芸術がつなぐ国際交流〜ミシガンからの報告〜」では、18年秋ごろに米国ミシガン州で予定されているアール・ブリュット展について、クリストファー・スミット ディスアート代表、上山輝幸・県観光交流局国際室長、古沢ゆりあ・県立近代美術館学芸員らが報告をする。
 最後に、セッション3では「美術館とアール・ブリュット」と題し、障害者の作品を収集することになったきっかけや今後の課題などについて、村上哲・熊本県立美術館学芸課長、盛本直美・岩手県立美術館主任専門学芸員、山崎利行・東京都生活文化局文化振興部事業計画担当課長らが解説する。
 参加は申込不要で先着150人。なお、終了後の午後2時15分から行われる会員交流会は申し込みが必要。問い合わせは県文化振興課内の同ネットワーク事務局(TEL077・528・3340)まで。


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