武佐地域の居住環境点検

■平成30年2月2日(金) 第18028号

=まちづくりワークショップ=

武佐地区の生活環境問題や課題を話し合う参加者

 【近江八幡】近江八幡市の武佐コミュニティセンターで先月27日、地域の居住環境を話し合うワークショップが開かれた。
 人生100年といわれる超高齢化社会を迎え、独り暮らしでも安心できる地域や便利で快適な生活環境をつくり上げるには、何をすればいいのかを住民が話し合い、住み良いまちづくりを考えようと市が開いた。地域から民生委員やまちづくり協議会役員など10人が参加した。
 冒頭、同市の安寧のまちづくり推進協議会会長で東京大学高齢社会総合研究機構長の大方潤一郎教授が「市の安寧のまちづくりプロジェクトが目指している最期まで自宅や地域で元気で暮らせるまちづくりを実現するには、コミュニティの基盤づくりが必要で、特に高齢者が元気に暮らすためには、医・食・住の環境整備が重要になる。地域でふれ合う交流や地域活動に取り組み、高齢者の引きこもりを防止しなければならない。今、地域でどんなことに困っているのか、何に不安があるのかなどの観点から問題や課題をあぶり出し、その解決の方策を考える話し合いの場となるよう期待しています」と、ワークショップの目的を説明したあと、参加者がテーブルを囲んで、日頃感じている地域での問題を出し合った。
 参加者からは「公共交通機関が少なく、コミュニティバスも行き先が行政機関に片寄っている」や「コミュニティバスにシルバーカーが乗せられず困っている」、「行きは家族の車で送ってもらえるが、帰りはタクシーで帰らなければならず、料金が高くつく」など交通の不便さや「地域内に病院がない。訪問診療をしてもらえると安心」、「近くのコンビニが有り難く思えるようになった」、「宿場町の風情がなくなってきている」、「昔のしきたりや風習にこだわっている高齢者が多く、若い人が住まなくなっている」など、地域の問題や課題を話し合った。
 ワークショップは、あと2回開かれ、議論をもとに生活改善プランをまとめることにしている。


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