【寄稿】滋賀県知事 三日月 大造

■平成30年1月25日(木) 第18021号

=琵琶湖新時代へ 「健やかな滋賀」をめざして=

   三日月大造氏

 二〇一八年がスタートしました。
 琵琶湖にはコハクチョウが飛来し、湖国の冬も本番を迎えています。
 今年は明治百五十年、平成三十年の節目の年です。近代から現代への歩みをふり返り、次の時代を展望する中で、琵琶湖、自治を大切に取り組む決意を新たにしたところです。
 本県における初めての人口減少局面に知事の重責を担うものとして、長寿社会を豊かに過ごせる「健やかな滋賀」をめざすことが、希望ある未来を描く鍵だと考えています。そこで、今年は「琵琶湖新時代」を進めていく重点テーマを「健康」とし、三つのことに力を入れてまいりたいと思います。
 一つ目は、人生百年時代を豊かに生きる「人の健康」です。
 昨年実施した県政世論調査で、「豊かさを実感するうえで大切なもの」として七割が「健康」と回答されました。身体的、精神的、社会的な健康の充実が求められる中、医療福祉の充実はもちろん、最新技術やデータの活用、スポーツや文化、交通など、あらゆる部局で取り組んでいきたいと思います。


アユのエリ漁を視察する三日月知事

 二つ目は、琵琶湖や水源の山々をはじめとした「自然の健康」です。
 今月上旬に、西浅井漁業協同組合のご協力のもと、昨年から不漁が問題となっているアユ漁の現場を視察し、現状をお聴きしました。琵琶湖の健康、山の健康に関する研究を進め、琵琶湖を守り、活かす取り組みに力を注いでまいります。
 三つ目は、県民の皆さんから信頼される「県庁の健康」です。財政の健全化と県職員の力が最大限発揮される組織運営に取り組みます。
 今年は、「新しい豊かさ」の創造をめざす県の基本構想の総仕上げの年でもあります。パートナーシップを大切に、着実に施策を実行し、持続可能な共生社会づくりが進んできたと皆様に感じていただけるよう努めてまいります。




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