市内中学生が大凧づくりに挑戦

■平成30年1月17日(水) 第18014号

=仲間と共に「ワンステップ」制作通した世代交流=

完成した2畳敷東近江大凧「ワンステップ」と生徒ら―世界凧博物館東近江大凧会館―

 【東近江】 東近江市内の中学校(玉園・聖徳・船岡)の生徒たちが制作し続けてきた2畳敷東近江大凧が13日に完成し、凧の前で記念写真を撮ったりと喜びを分かち合った。
 生徒同士の交流を深めるとともに、互いを認め合うことの大切さを、地域の伝統文化である東近江大凧を通して学んでもらおうと、「中学生つどいの場」として東近江市青少年育成市民会議八日市支部が開催し、今年で15年目となる。
 世界凧博物館東近江大凧会館職員の指導のもと、各中学校の生徒代表約20人が参加した。
 昨年12月末から始まった全5回の作業日程のなか、図柄考案をはじめ、紙継ぎ作業や骨組、つり糸調整など、凧制作の肝となる細かな作業も生徒自身の手で作り上げた。
 東近江大凧の特徴でもある「判じもん」は、今年の干支『戌(いぬ)』にちなんで「ワン(犬)ステップ(歩)」と名付けた。それぞれが仲良く向上していく意味を込め、ステップした犬2匹が、バックに描かれた螺旋(らせん)階段を勢い良く歩んでいく様子を色鮮やかに表現した。
 図柄を考案した松村ほのかさん(14)=玉園中2年=は「細かな意見を出し合ったりと、制作するにつれて全員が同じ気持ちを持って作り上げることができました」と完成を喜んでいた。
 凧は今年の夏ごろ、近江鉄道八日市駅内の待合所に展示される。


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