子の成長を願い戒める「ガオ」の使者、訪問の希望募る

■平成30年1月13日(土) 第18011号

=2月4日夜 東近江市内の家庭20世帯=

家庭を訪問する前に野々宮神社に勢ぞろいしたガオと使者(昨年)

 【東近江】 八日市地区商店街の若手経営者や後継者でつくるまちづくり団体「ほない会」は、東近江地域で口頭伝承されてきた物の怪(け)「ガオ」の使いが家庭を訪れ、子どもたちの健やかな成長を願って戒める行事「ガオがくるぞ!大作戦」で、訪問を希望する家庭を募集している。
 ほない会によると、「ガオ」は、東近江市域の40歳代以上であれば子ども時代に一度は聞いたことのある物の怪で、「悪いことをするとガオに食べられるぞ」とか、「夜更かしをするとガオがやってくるぞ」などと親からの戒めに登場した。
 「大作戦」は、ガオを現代社会に復活させ、躾(しつけ)や戒めの先人の知恵を子育てに生かそうと、2008年から毎年実施されているもの。
 当日は午後6時から同8時にかけて、ガオの使者に扮したボランティアが、「○○はいないか」「○○はどこだ」と子どもの名前を呼びながら、受け入れ希望のあった各家庭を訪問し、子どもに「しっかり勉強するか」「親の言うことを聞くか」と戒め、約束した子どもには厄災から護る「ガオのお札」を手渡す。
 募集する家庭は、保護者の同意が条件で、小学2年生以下(8歳以下)がいる市内20世帯程度。希望者は、保護者氏名(フリガナ)、住所、連絡のつく電話番号、子どもの氏名(フリガナ)(複数可)、年齢、性別、子ども1人につき3つの約束事を、26日午後5時までに「ほない会」(メールhonaikai@odakocci.jp、ファックス0748―22―0188)へメールまたはファックスで申し込む。
 応募多数の場合は抽選を行い、訪問先への連絡は31日までに電話連絡する。


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