小笠原高校生と遠隔交流授業 滋賀学園高等学校

■平成29年12月3日(日) 第17979号

=ネットのテレビ電話で郷土紹介 首都大教授交えた言語授業も=

スクリーンを通して交流する生徒ら

 【東近江】 滋賀学園高等学校の生徒たちは先月29日、東京都立小笠原高等学校(小笠原諸島父島)の生徒と首都大学東京のダニエル・ロング教授とで、インターネットのテレビ電話「スカイプ」を使った遠隔交流授業を行い、スクリーンを通して理解を深め合った。
 来年2月の修学旅行で小笠原諸島を訪れる2年生らが、学校間交流を深める事前学習の一環で行ったもので、小笠原言語など日本言語を研究するロング教授も急きょ参加して、滋賀県と小笠原諸島、東京都内の3地点をつないだ交流授業が実現した。
 少し緊張した面持ちで話す滋賀学園高生と、気さくに対応する小笠原高生らで互いの郷土を紹介をしたあと、クイズ形式で文化や言葉、食べ物、生息する動物などを知り、同じ日本でも多くの違いがあることを学び合った。
 ロング教授からは、「Meら(私たちは)」など、英語やハワイ言語の影響を受けた小笠原言語の独自性が伝えられた。小笠原言語を紹介したロング教授の文書は、高校英語の教科書にも掲載されており、生徒から数々の質問を受けた教授は「とにかく海がきれい」「ウミガメを煮込んだスープがおいしい」と小笠原諸島の魅力を語り、「言葉は日々変化し、現在の若者の表現もあるはずです。是非新しい言葉を教えてもらってください」など、直接交流する生徒たちにアドバイスも送った。
 滋賀学園高校の田中晴大さん(17)は「実際の距離が感じられないほど楽しくやり取りできた。小笠原高生の人たちも陽気で、修学旅行当日の交流も楽しめそう。新しい言葉も知りたい」と話していた。


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