新成人祝う大凧「のりつけ式」来年1月7日成人式に向け

■平成29年11月15日(水) 第17963号

=判じもん「夢 わんさか」保存会と実行委員会が製作=

のりつけを行う実行委員長の大西さん(左)

 【東近江】 来年1月の新成人を祝う20畳敷大凧の製作で、和紙を継ぎ合わせる「のりつけ式」が11日夜、東近江大凧会館(東近江市八日市東本町)で開かれ、新成人でつくる実行委員会のメンバー17人と大凧保存会の会員が集まり、完成に向けて心をひとつにした。
 同市の大凧は、昔より祝い凧、あるいは祈願凧となっており、新成人を祝う大凧揚げは1978年(昭和53)から始まった。
 絵柄は「判じもん」と呼ばれる独特のもので、その時のテーマによって描かれる。具体的には、上部に主に動物を墨の濃淡で描き、下部に朱色で文字を書き、絵と文字を組み合わせて意味をもたせる。
 来年の新成人を祝う大凧の絵柄は、干支の「戌年(いぬどし)」にちなんで、犬とサッカーボールを描き、下部に「夢」と書き、あわせて「夢 わん(犬)さか(サッカーボール)」と読む。


発表された「はんじもん」は「夢 わん(犬)さか(サッカーボール)」

 のりつけ式では、大凧保存会の山田敏一会長が「新成人の大凧は昭和53年から始まり、第1回の新成人は今年還暦を迎えた。みなさんも新たな一ページをつくってほしい」と励ました。
 この後、実行委員会のメンバーは「のりつけ」の儀式に臨み、ペアで氏名を呼び出される度に正面に出て、真剣な表情で和紙にのりをつけ、継ぎ合わせた。
 のりつけ式を終えて実行委員長の大西沢実さん(20)=同市佐野町=は、「実行委員会で大きな輪をつくって、チームワークで大凧を完成させたい」と意気込みを語っていた。
 大凧の製作は、保存会と実行委員会による21日間の製作を経て、12月中旬頃に完成を迎える。飛揚は、同市成人式開催日である来年1月7日の午後1時50分から、聖徳中学校グラウンドで行われる。


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