消防隊員と職員が連携確認 秋季全国火災予防運動

■平成29年11月14日(火) 第17962号

=不意の災害に備えて 園児らの防火思想育む=

避難、消火訓練が展開された「そらの鳥こども園」(東近江市種町)

 【東近江】 能登川消防署は8日、11月9日から15日までの「秋季全国火災予防運動」に合わせて、学校法人ヴォーリズ学園「そらの鳥こども園」(東近江市種町)との事業所合同訓練を実施した。
 今年4月に開園した同園との災害時の連携強化をはじめ、子どもたちや職員の防火意識高揚を目的に行い、0歳〜5歳の園児140人と職員32人が参加した。大型地震による園内からの出火を想定し、訓練は展開された。
 地震発生直後、園児たちの安全確保に努める職員が調理室からの出火を発見し、火災報知器と119番で署へ通報、隊員が到着するまで消火器で初期消火活動する者、園児たちを屋外に誘導する者など、手分けしながら迅速に対応した。


人気アニメの主題歌を演奏する東近江行政組合音楽隊

 数分経って消防車両が到着すると、職員から状況を聞いた隊員らは2階バルコニーに逃げ遅れた男性1人を無事救助し、連携を確認。放水による消火活動で鎮火した。
 同園では定期的な避難訓練は実施しているが、隊員との連携は今回が初めて。山崎直園長は「消防車がきて、救助・消火活動の流れをみることで、園児たちはいつもと違う訓練のイメージができたと思います。職員も、緊張感を持ちながら隊員の方たちとの実際(現場)のやりとりが学べたのはとても大きい」と話した。
 また、東近江行政組合消防音楽隊の演奏や消防車両見学も行われ、園児たちの消防への関心と防火思想を育んだ。


関連記事

powered by weblio




同日のニュース