【寄稿】滋賀県知事 三日月 大造

■平成29年10月26日(木) 第17946号

=琵琶湖新時代へ 日本遺産「水の文化」でおもてなし!=

   三日月大造氏

 秋も深まり、県内の山々も色づき始めようとしています。行楽シーズンを迎えた本県では、現在、観光キャンペーン「日本遺産 滋賀・びわ湖 水の文化ぐるっと博」を開催しています。
 日本遺産は、地域の歴史的な魅力や特色を、日本の文化や伝統を語るストーリーとして文化庁が認定するものです。
 私たちは、琵琶湖を中心とした水との関わりの深い日々の暮らしや祈り、伝統的な食文化を受け継いできました。
 竹生島や白髭神社、針江のカバタなど琵琶湖を囲んで点在する構成文化財が平成二十七年に「琵琶湖とその水辺景観―祈りと暮らしの水遺産」として認定されました。今年は、新たに「甲賀流忍者」と「日本六古窯・信楽焼」も認定され、大変うれしく思います。
 私たちが大切に育んできた地域の宝、自然と共生した豊かな暮らしの姿を観光資源として活かし、多くの方々に知っていただくことが大切です。
 私は、日頃から「観光は終の棲家の一里塚」だと考えています。観光で生まれる縁は、その後も滋賀県に関わり続けるファンを増やす可能性を秘めています。


 「ぐるっと博」開催期間中(十月から来年三月末まで)は、日本遺産を中心に、地域の歴史や文化を体験するプログラムや特別公開など多彩な催しが県内各地で行われます。
 十月二十九日にオープンする東京・日本橋の情報発信拠点「ここ滋賀」とあわせて、国内外に向けたPRにさらに力を注いでまいります。
 「滋賀に来て良かった」「また滋賀に来たい」と思っていただけるよう、私たちがもっと滋賀の魅力に気づき、訪れる方々を、これから長いお付き合いをする大切な人としてお迎えしたい。皆さんと一緒に、おもてなしの力を高めてまいりたいと思います。
がんばりましょう、共に…。
(次回につづく)



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