こんにちは!三日月です 農業者と意見交換

■平成29年9月6日(水) 第17904号

=環境こだわり農業の課題「直売所が多すぎる」=

三日月知事を囲んで意見交換する県農協青壮年部協議会の役員ら

◇近江八幡
 知事がさまざまな分野の先進的な取り組みや特色のある活動団体と対話する「こんにちは!三日月です」が1日、近江八幡市大中町で開かれた。
 42回目の今回は、午前11時からJAグリーン近江大中の湖支店で行われ、県農協青壮年部協議会の役員ら7人が「農業の未来について」のテーマで知事と意見を交わした。
 役員からは「県は、『みずかがみ』をはじめとした環境こだわり米やこだわりキャベツ、こだわりブロッコリーなどの栽培を熱心に推奨しているが、環境こだわり農業は農薬の制限があり、除草が大変で収量も少なくなりがちで儲からない。環境面ではいいのだろうが有機肥料にこだわる必要が果たしてあるのか、実際のところは収量を増やして利益を増やしたい」という本音の意見が多く出た。
 また「直売の場合は、農家の名前をブランド名にしたシールを貼るなど独自の努力をしているが、直売所が各地で増加しており、あまり売れていない。もっと大きな市場がほしい」といった要望も出た。
 さらに「後継者問題が深刻」や「普及指導員が不足している」という潜在的な問題や「中山間地では清流を利用した清流米を作っているがコスト面で大変きびしい」という課題も取りあげられた。
 意見交換を終えた三日月知事は「現場の生の話が聞けて勉強になった。今後の宿題として環境こだわり農業をどうするか、ブランド化と利益の関係や、目的と消費者の関係に課題が残る。また直売所をどうするのかといったこともある。普及指導員に関しては育成を進めていきたい。中山間地では独自のブランド米をどう売るか考えねばならない。今日は貴重な声が聞けて感謝している」と話した。


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