旧近江療養院希望館など国の登録有形文化財に

■平成29年7月29日(土) 第17871号

=設計思想に高い評価=

登録有形文化財に登録するよう答申された旧近江療養院希望館

◇近江八幡
 国の文化審議会は21日、県内の建造物6件を登録有形文化財に登録するよう、文部科学大臣に答申した。
 6件は、大津市の奥村家住宅主屋(大津市)、川村家住宅主屋、米原市の角田家住宅の主屋、米蔵、文庫蔵、近江八幡市の旧近江療養院希望館。
 このうち、旧近江療養院希望館は大正7年、現ヴォーリズ記念病院の結核療養所の小病棟として建設され、放射状の個室が5つあることから「五葉館」とも呼ばれている。本館(ツッカーハウス)に次ぐ登録でヴォーリズ建築事務所が設計。
 すべての病室の三面に窓が設けられ、日光が十分に差し込むように工夫されている。また、結核療養に必要な通風換気が自然に行き渡るようになっているほか、病室内の清掃がしやすいように床、壁の角が丸くなっているなど、機能的な病室になるよう合理的な設計がなされている。


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