【寄稿】滋賀県議会議員 小寺 ひろお

■平成29年7月16日(日) 第17861号

=県政NOW 近江米の調査について=

    小寺氏

 先日の常任委員会で「近江米の流通状況」について報告がありました。この調査は県議会からの要請を受け実施されたもので、平成27年に生産された近江米がどのように流通・販売されているかなどを調べたものです。10年以上前に私が近江米の流通状況について委員会で質問したところ「把握できない」という答弁であったことを思い出しますと時代の変化を感じます。
 さて調査結果を見てみますと現在主食用として15・4万トンの米が県内で生産されていますが、その約4割がコシヒカリ、続いて約2割がキヌヒカリ、そして約1割が日本晴となっています。そしておよそ半分が県内で販売・消費され、残りがほぼ近畿圏で家庭用として販売されています。業者や量販店からは、品質・食味・価格が安定していること、また安全・安心の取り組みが進んでいるなどの高い評価をいただいているとのことでした。
 しかし全国的な競争に打ち勝つためには、今後は近江米の評価をさらに高めるため、より品質が高く美味しい米を生産・販売する必要があります。そこで本県では高温に強く甘みがあり、冷めても美味しいと言われている新品種「みずかがみ」の作付けを急拡大しています。おそらく来年度には生産量で日本晴を抜いて名実ともに滋賀県を代表する近江米の仲間入りをすることでしょう。
 みずかがみは本県を代表する近江米のブランドに育てるために開発した新品種です。今日まで意欲ある生産者やJAなどの関係団体とも一体となって取り組みを進めてきました。おかげさまで現在のところ全国でも高い評価をいただいています。米の需要が減り産地間競争が厳しさを増すなかでは、みずかがみをコシヒカリと並ぶ近江米ブランドに育てることが何より重要であると考えています。より厳選されたプレミアムみずかがみの販売も始まりました。ぜひご賞味いただければと願っています。



関連記事

powered by weblio




同日のニュース