初心者にも分かりやすく 550人が楽しく能楽鑑賞

■平成29年7月11日(火) 第17856号

=滋賀能楽文化を育てる会=

演目『安達原』が披露された会場――能登川コミュニティセンターで――

◇東近江
 能楽を身近に楽しめる「能装束着付実演と能『安達原』」がこのほど、能登川コミュニティセンター(東近江市躰光寺町)で開かれた。
 古くから能楽や能面文化が育まれた滋賀の地で「新しい能楽文化の風を」との願いで2005年に設立された「滋賀能楽文化を育てる会」(出路久右衛門会長)が開催。今回も地域住民など約550人が来場し、会場を埋め尽した。
 能楽師が披露する演目のほかに、能に出てくる能面や囃子の解説、着付の実演など、初心者でも気軽に楽しめる内容と、演目に合わせて舞台の背景に地場産業の麻織物が使われるなど、オリジナルの演出が観客を魅了した。さらに、分かりやすく理解してもらうため、マンガであらすじを紹介する冊子も配布された。
 能文化を継承するため地元の能登川中学校3年生も招待され、初めて能を鑑賞した木下綾音さん(14)は「ゆっくりした動作とストーリーをイメージしていたけれど、機敏な動きや急な展開が面白かった」と能を楽しんでいた。


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