東近江市議会6月定例会 閉会

■平成29年7月2日(日) 第17848号

=定数条例改正案は否決=

◇東近江
 東近江市議会6月定例会は先月30日、合計1億4538万円を追加する今年度一般会計補正予算案や最終日提案の副市長人事案など15議案を原案通り可決し、議員提案された議員定数を25人から24人に1人削減する議員定数条例改正案は賛成少数で否決して、閉会した。「『共謀罪』法案の廃案を求める」「森友学園・加計学園の疑惑徹底究明を求める」意見書2件は、賛成少数で否決された。

 議員定数条例改正案は議会運営委員会での「否決すべき」の委員長報告を受けて賛成・反対の討論が行われ、採決の結果、賛成は太陽クラブの杉田米男・鈴村重史・北浦義一・戸嶋幸司・安田高玄、市政会の西澤善三・岡崎嘉一、無会派の横山榮吉の8議員で、賛成少数により否決された。
 討論では、西澤善三・戸嶋幸司の2議員が賛成討論で、▽10月の市議選で合併当時の協議会で示された24人に戻すことは市民への責務▽この議会がタイムリミット▽今後事業の縮小が余儀なくされる中で議会もいっそうの経費削減に努めなければならない▽市議選のある年ごとに検討(33人→26人→25人)してきたが24人はスタートライン▽人口は合併時から約3500人減少、市財政の悪化の中で削減は必要――などと主張。
 一方、反対討論は日本共産党議員団の田郷正・東近江市民クラブの西崎彰・加藤正明の3議員が行い、▽憲法に定められた存在意義と役割を後退させる▽多様な市民の意思を反映させるために一定の議員数が必要▽経費削減には別の道がある▽市民の議会への不満は定数削減ではなく議員の活動や資質の向上▽設置された議員定数検討会をないがしろにしている▽平成25年に人口・市域・構成など多角的に検討して、委員会構成(8人ずつ3委員会)と議長で25人が妥当と決め、24人では委員会採決のバランスが取れなくなるが、将来に委員会が増えても25人なら対応できる(6人ずつ4委員会)と決めた▽合併協議時の24人は現行条例根拠から間違っている▽合併時の議員定数条例は時限条例で平成21年10月に失効している▽議員資質・行政の監視機能の向上には適切な定数が必要▽財政的観点から決められるものでない――などと反対意見を述べた。


関連記事

powered by weblio




同日のニュース