特殊詐欺被害防止呼び掛け 啓発活動の輪広がる

■平成29年6月17日(土) 第17836号

=不審電話・メールに注意!=

滋賀銀行八幡支店前で行われた啓発活動

◇近江八幡
 近江八幡地区防犯自治会、警友会近江八幡支部、近江八幡署、同署管内の安全なまちづくり事業所連絡会は、年金支給日の15日、滋賀銀行八幡支店、滋賀中央信用金庫本店の金融機関とフレンドタウン竜王、近江八幡駅前で特殊詐欺の啓発活動を行い、市民に注意を呼び掛けた。同連絡会の参加は初めて。
 午前9時半から滋賀銀行八幡支店前で行われた啓発では、県警のマスコット「けいたくん」や同支店行員も加わり、年金の引き出しなどに来店した人々に被害に遭わないポイントをやさしく解説したチラシやティッシュ、うちわ等を配りながら「特殊詐欺に注意してくださいね」と声をかけて注意を呼びかけた。
 「会社の金を使い込んだ」や「女性を妊娠させた」などと電話をかけ現金を騙し取るオレオレ詐欺や「事業融資」、「公共料金の還付金」「有料サイトの通信料請求」など、嘘のメールを送りつけて現金を奪う特殊詐欺は、後を断たず、高齢者を中心に被害者と被害額の高額化が深刻化している。
 こうした中で同署では5月23日、同市内の女性(69)から現金400万円を騙し取った男(25)を逮捕。その後の取り調べで三重県の男性(75)からも現金600万円を騙し取ったことが分かり今月12日に再逮捕した。発生件数からみると事件は氷山の一角とされ、一人ひとりが騙されない意識を高め、被害に遭わない自衛策が求められている。
 最近では、被害者の中には「こんなに世間で特殊詐欺への注意喚起が行われているのに騙されたことが知られるのが恥ずかしい」との自責の念に駆られて、届け出せずに泣き寝入りしている被害者もいると言われる。
 警察では、入手した名簿から身内の実名を名乗ったり、事前に「電話番号が変わった」と電話し、番号を再登録させる事例もあるなど、手口が巧妙化している。警察では、不審な電話やメールが送られてきた時は、自分で判断せず、誰かに相談するか警察に通知してほしいと話している。
 不審な電話がかかって来た時の連絡先は、専用電話窓口(TEL0120―818―211)と警察の相談専用電話(TEL9110)。



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