【寄稿】滋賀県知事 三日月 大造

■平成29年6月22日(木) 第17840号

=琵琶湖新時代へ おすすめ!琵琶湖博物館=

    三日月大造氏

 紫陽花のきれいな季節。梅雨の湖国を彩ってくれています。
 皆さんは「琵琶湖博物館」に行かれたことがありますか?「湖と人間」のより良い共存関係を築くことをめざし、平成八年に開館した世界に誇る博物館です。開館以来の来館者数はもうすぐ一〇〇〇万人を超えます。
 幼いわが子を連れて行った私自身の経験からも、いつ行っても、大人も子どもも楽しく学べる博物館だと思います。
 時代に即した展示への刷新を図るため、三期に分けてリニューアルを進めており、昨年、第一期の工事が完成。体感型展示や実物資料、交流の場が充実しました。
 滋賀県の山々から、里や川を流れ琵琶湖へ。そして宇治川から淀川を通り大阪湾へ。巨大な空撮マップが足元に広がる展示で、まず水系のつながりを感じることができます。
 琵琶湖岸から川や池、森林など、環境・人間・生き物の関係性がわかりやすく展示され、『水とくらし(いのち)』のつながりやおもしろさを知るきっかけになると思います。


2日に開催された中部圏知事会議での琵琶湖博物館視察

 琵琶湖や水辺にすむ生き物、淡水に生息する生き物を観察することができる水族展示で、生き生きとした生態を伝えます。新設の「マイクロアクアリウム」では、琵琶湖の生態系を支えている小さな生き物たちがダイナミックに現れます。
 また、水が流れる音、カワウの重さ、鮒ずしのにおい、ビワコオオナマズの形、生きたザリガニの触感など、五感をフルに使って琵琶湖を感じるコーナーが随所にあります。
 リニューアルに際しては、滋賀県内の企業・事業所の皆様から多大なるご協力を賜り、心から感謝申し上げます。
 私たちのいのちやくらしが琵琶湖をはじめとする自然の中にある、つながっている、自然の恵みのおかげさまであることを実感させてくれる琵琶湖博物館。
 この夏、「おとなの遠足」にいかがですか?
(次回につづく)


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