滋賀国体 県財政への影響懸念

■平成29年6月16日(金) 第17835号

=知事「財政見通し示す」20日開会の県議会で=

◇県
 2024年の滋賀国体まであと7年。県スポーツ局によると、各競技会場地の選定状況は18競技が内定し、7月には9競技が内定する見込みで、残る12競技は今年度中には内定の調整を行う。これらは大会前年度のリハーサル大会までに施設整備(改修、修繕)を完了させるとしている。

各地の会場選定は27競技
未定は12競技


 このうち水泳会場となるプールは、彦根市の県営プール廃止を受け、新たに整備しなければならないが、場所と整備費用(100億円前後とみられる)は未定だ。
 また、国体への準備が進められる一方で、膨大な整備費用が県財政を圧迫するとの懸念が深まっており、県議会は、「財政規律の堅持と透明性の確保に関する決議」を可決している。


主会場として再整備される彦根陸上競技場

 整備費用の見込みは、主会場の陸上競技場(彦根市)約200億円、県立体育館約94億円だけで計約300億円。これに未定の整備費用として、莫大な費用のかかるプール、各市町への施設整備支援金も加わり、相当な費用に上ることが見込まれる。
 県の大型プロジェクトはこのほか、新生美術館の整備や学習船うみのこ建造、びわ湖ホールの改修などもひかえる。
 このため、三日月大造知事は8日、自民党会派との政策協議会で、「財政の見通しと財政運営の方針を県議会、県民に早期に示し、課題を共有することが重要だ。(20日開会の)今定例会議冒頭で状況を示したい」と述べた。


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