空き家を活用 八身福祉会「葉菜屋」

■平成29年5月20日(土) 第17812号

=関係者を招待して開かれた開所式=

関係者を招待して開かれた開所式

◇東近江
 空き家を活用した社会福祉法人八身福祉会の就労継続支援B型事業施設「葉菜屋」が東近江池田町に4月オープンし、今月13日の開所式でスタートを祝った。
 障害福祉サービス事業所「八身」(林田町)は利用者の増加で、定員80人を超すこともあり、大型事業所では個別指導が行き届かない、水耕栽培事業「葉菜屋」を移転せざるをえないなどの理由から、第2八身として設立した。“はなや”は生産する野菜のブランド名。


空き民家を活用した「葉菜屋」

 事業所本体家屋は池田町の高田利一さん所有の空き家を「市空家等活用の可能性を生み出すモデル事業」の採択(475万円)を受けて購入、改修、さらに同町内にある南大司さん方の使用していないガラス温室(約1000平方メートル)を水耕栽培用に借り受けて改修するなどした。総工費は約3000万円(うち助成金等820万円)。
 利用者は、本体家屋とガラス温室でホウレンソウ・レタス・ネギ・ミズナ・コマツナなど野菜の水耕栽培に取り組む。定員20人で、現在の4人から徐々に増員して行く。


水耕栽培で野菜を栽培しているガラス温室

 また、地域共生をめざしたモデル事業として、住民サロン、古紙回収、池田食堂、出張図書館(永源寺図書館)などを計画している。
 県、市、地域、工事、福祉の関係者ら約40人が出席した開所式で杉山正瑞八身福祉会理事長は「行政や地域の人々など多くの関係者の支援と理解・協力を受けて完成できました」と感謝し、「社会福祉法の一部改正では社会貢献がうたわれており、これまでの施設内完結事業から、池田町の農業者との連携による利用者の作業の多様性を求める施設に転換する。地域の交流の場として地域に愛され、池田町の町づくりに貢献できるようがんばります」と決意を述べた。


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