びわこ腎臓病食研究会 食事療法で透析回避

■平成29年5月14日(日) 第17807号

=21日 草津で調理実習=

調理しながら参加者同士で情報交換(昨年の調理実習)――南草津フェリエ調理室で――

◇草津
 重症化すると人工透析が必要となる腎臓病。腎臓に負担をかけない食生活で、人工透析に頼らない生活を少しでも長く続けることができるようにと、腎臓病患者と家族のための「低たんぱく食調理実習」が隔月、草津市と東近江市で開かれている。21日にも草津市立市民交流プラザ5階調理室(JR南草津駅前)で午前10時半から開催される。
 東近江市在住の管理栄養士、中村恵さんが県内外の管理栄養士9人で立ち上げて代表を務める「びわこ腎臓病食研究会」の主催、腎臓病等の食事療法をサポートするNPO法人食事療法サポートセンターと、腎臓病の食事療法向け食品などを手掛ける有限会社オトコーポレーションの後援で開く。
 毎回、低たんぱく・低塩・低カロリーでもおいしく、楽しく作れる献立を紹介し、実際に調理体験することで、各家庭でも実践できると参加者に好評で、夫婦や親子で、県外からも、毎回のように参加する人も多い。医者から透析をすすめられながらも調理実習に参加することで意識変革し、食事療法で透析を回避、あるいは軽減して、明るく楽しい日常生活を送っている人も増え、喜ばれている。
 42回目となる今回のテーマは「時短メニュー」。献立は、たんぱくを含まない“おいしいでんぷん米”のリゾット、カシャカシャサラダ、アイスクリーム。
 調理実習以外にも、近江八幡市立総合医療センター腎臓センター顧問で京都八田内科医院院長の八田告氏によるミニ講座「腎不全における高血圧治療」や、患者体験談、交流会「外食のとり方」などで知識や理解を深める。また、検尿(持参)による塩分チェックもある。栄養相談(1000円)は事前予約を。
 定員は24人。参加費は1人2500円、家族2人4000円。エプロン・三角巾・はかり・電卓・筆記用具・尿・検査結果持参。申し込みと問い合わせ(採尿・記録方法など)は、中村さん(TEL090―6964―1120)へ。



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