【寄稿】滋賀県議会議員 ありむら 国俊

■平成29年5月16日(火) 第17808号

=県政NOW よそ者・バカ者・若者=

    有村氏

 総務省が1月に公表した2016年の人口移動報告によると、東京・神奈川・埼玉・千葉の東京圏では転入者が転出者を11万7,868人上回り、転入超過は21年も続いているそうです。これを受け、県議会2月定例会において次の通り提案しました。
 「2020年。東京圏の転入者と転出者を均衡させるという政府の目標を達成する事は極めて厳しい道程です。しかし裏返して言えば、東京圏から地方へ人の流れを作ることに対しては、滋賀県が知恵を出しさらに注力することが今求められています。」
 本県は、移住希望者をサポートする人材育成や自治振興交付金の提案事業により相談窓口の設置、住宅確保の助成を進めてきました。東京圏の在住者を対象とする移住施策については、有楽町のふるさと回帰支援センターに「しがIJU相談センター」がほどなく開設されます。具体的には専属の相談員が移住支援の情報を丁寧に提供し、ビジネスの第一線でバリバリ活躍する人も移住に繋げるものです。
 ところで、地域を魅力的なものに変えるのは、むしろ移住者が適していると言われます。なぜなら、永く地域に暮らすと地域の本質的な魅力に気付かないケースがあるためです。日常の当たり前を打開して地域に活力を育む『よそ者・バカ者・若者』という表現があります。よそ者とは⇒もちろん移住者。バカ者とは⇒常識で測れないユニークな発想ができる人。若者とは⇒地域を魅力的なものに変える意思とエネルギーを持つ人です。織田信長公、豊臣秀次公、W.M.ヴォーリズ氏、皆様の周りにも『よそ者・バカ者・若者』が居られると思います。実を言うと私はすべてに当てはまります(笑)。
 琵琶湖・西の湖、豊かな自然、豊富な歴史、文化資産、大都市への地の利、多様な働く場、恵まれた子育て環境など移住先の条件は滋賀県が最適です。数えきれないほど魅力ある資源を効果的に提案するため、本県関係者のネットワーク「クチコミ(効果大)」を駆使して他道府県を凌駕する滋賀県でありたいと願います。創意工夫と目標を示すのは、少し古くても「今でしょ!」




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