湖東での初勝利は次戦に 滋賀ユナイテッド

■平成29年4月26日(水) 第17791号

=試合経験を積んでチーム作り 相手監督からは脅威の存在に=

滋賀ユナイテッドのホームゲームがナイターで開かれた湖東スタジアム

◇東近江
 プロ野球独立リーグ「ルートインBCリーグ」に今年から参戦している「滋賀ユナイテッドBC」のホームゲーム第2戦、信濃グランセローズ戦が20日、東近江市の湖東スタジアムで開催された。
 ホーム初勝利をめざす試合は平日のナイターということもあって、観客は233人とやや少なかったものの、ダイヤモンドではチーム唯一の1勝をあげていた元阪神タイガースの西村憲投手と日野町出身の赤尾俊輔捕手が先発バッテリーを組み、元巨人・大リーガーの桑田真澄投手の息子の桑田真樹選手がDHでスターティングメンバーに名を列ねるなど話題も豊富で、豊郷町出身の荒川智哉投手がリリーフで、滋賀学園高校卒業の田中京介外野手も最終回に代打で登場するなど、滋賀ナインがハツラツとしたプレーを見せてくれた。結果は4対9と、残念ながら勝利することはできなかった。
 試合後、上園啓史監督は「チャンスで点を取れず、1・2点で防げるところをミスで追加点を取られるなど、まだまだチームとして未熟なところがある」とチームの現状を評価しながらも「ワンサイドにならず、少しでも点を取り返すことができているので、1点でも少なく守って行けば反撃する力はあると思う」と試合を重ねながらのチーム作りへ一つの光明を見い出した。「球場の雰囲気はよく、いいプレーをもっとたくさんして観客にもっとたくさん来ていただけるようがんばります」と視線を上げた。
 対戦した信濃の本西厚博監督(元阪急・オリックス・阪神・日本ハム・ロッテ)は滋賀について「粘りがあり、今後が楽しみ」と印象を述べ、「投手力はうちの投手陣より良い。あとは経験だけ。攻撃面ではもう1枚あればというところ。田中選手をどう育てるかにかかっている。必ず強くなる」と高く評価した。


始球式を行う小椋市長、藤田教育長、冨田社長

 それを裏付けるように、バックネット裏には在阪球団など複数のスカウトが、チェックの目を光らせていた。
 地元の期待がかかる赤尾選手は「地元で観てもらえるのは久しぶりでうれしい。滋賀ユナイテッドを盛り上げていけるようがんばりますので、応援よろしくお願いします」と気持ちを奮い立たせた。
 試合前には東近江市による歓迎セレモニーも行われ、小椋正清市長が「東近江市に3月13日にはルートインホテルがオープンし、野球少年に夢を、地域密着型のスポーツを発展させたいとの思いでBCリーグの試合が開かれることになりました。知名度が足りない東近江市を盛り上げるのにスポーツの発展はたいへん重要」と、ホームチームとして応援を呼びかけた。始球式は、主審・小椋市長、投手・藤田善久市教育長、打者・冨田正敏滋賀報知新聞社社長で行われ、スタジアムを盛り上げた。
 滋賀ユナイテッドは、ホームゲームを湖東スタジアム、甲賀市民スタジアム、今津スタジアム、守山市民球場、県立彦根球場、皇子山球場の県内6ケ所で36試合を戦う。そのうち15試合が湖東スタジアムとなっている。次回の湖東スタジアムでのゲームは、5月7日午後1時から石川ミリオンスターズ戦。詳しくはホームページ(http://shiga-united.com/)で。


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