丹生ダムに代わる振興策 地域整備実施計画が決定

■平成29年4月26日(水) 第17791号

=県道・高時川整備の着工は年度内=

地域整備協議会であいさつする井上智夫・近畿地整河川部長(長浜市北部振興局)

◇長浜
 丹生ダム建設事業(長浜市)の中止に伴う地域整備協議会はこのほど、ダム予定地だった高時川上流における地域整備実施計画案を審議、決定した。
 また、地元から要望のある地域振興策や環境整備などについては、今後、丹生ダム対策委員会の意見を踏まえ、必要な対策を実施計画に反映し、改定していくことを確認した。
 同協議会は、住民でつくる丹生ダム対策委員会と国土交通省近畿地方整備局、県、市、水資源機構の5者からなる。冒頭のあいさつで井上智夫・近畿地整河川部長は2017年度から早期着手するものを明確にするとともに、地元から要望のある振興策も早期に実施計画に盛り込む方針を説明し、「国は責任をもって推進を図る」と述べた。
 これに対して住民代表の丹生善喜・丹生ダム対策委員会委員長は「住民は長く放置され、不安をもっている。目に見える形で一歩でも前に(地域整備を)進めてほしい」と訴えた。
 この後、会議は非公開で行われ、議事終了後に同協議会事務局から報道陣に対して内容が報告された。
 それによると、年度内に着工する事業として、県道中河内木之本線のうち中河内〜下丹生間の道路復旧・改良・道路補修、高時川の中河内、菅並〜下丹生における河川改良と維持管理、高時川の瀬切れ対策など10事業が実施計画に盛り込まれた。


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