ふるさと納税 市民への返礼品なしに

■平成29年4月21日(金) 第17787号

=近江八幡市が7月1日から=

◇近江八幡
 近江八幡市は、1日付の総務省通知を受け、7月1日から市民がふるさと納税の寄付を行う場合、返礼品が提供されるポイントの給付を取りやめることにした。これにより、市民の寄付者に限ってカタログから選べた返礼品は受け取れないことになる。
 返礼品については、全国の自治体間で寄付を募るあまり寄付額に対する返礼割合や商品の内容が過熱化、その結果、寄付者が換金目的に返礼品を転売したり、地元とは関係のない品物が返礼品に加えられるなど、制度の本来の目的と逸脱したケースが目立つようになっていることから、同省は、制度そのものへの国民の信頼を損なうばかりか、自治体にも好ましくない影響が懸念されるとして、制度の趣旨に沿った運用を求める通知を出した。
 それによると、返礼品の送付が寄付の対価と受け取られるような募集を行わないこととする。返礼品については、商品券やポイントなど直接金銭価値につながるようなものは送らない、家電製品やカメラ、ゴルフ用具など資産性の高いものは除く、価格の高いものを送付しないことを示している。また返礼割合は、寄付額の3割を超えない範囲であること、地元自治体住民には返礼品は送付しないことを要請している。
 同市では、返礼品については指摘にあたるような物品はないが、市民に返礼品を送付していることは通知の内容に反するとして市民には送らないことにした。
 返礼品の額が3割を超えないことについては、現在5割を返戻割合としているが、その中には返礼品の送料などが含まれているとして変更しないことにした。
 平成28年度の寄付額は、総額14億6015万円あり、そのうち市民からの寄付は、全体の約1・7%になっている。返礼品は約200種類あり、最高級の「近江牛」やオーダーメイドの「八幡靴」などが人気を集めている。


関連記事

powered by weblio




同日のニュース