25年までに屋根葺き替えなど 延暦寺根本中堂で大改修実施

■平成29年4月14日(金) 第17781号

=間近に見学できるステージも=

平成の大改修が実施されている根本中堂(県教委提供)

◇大津 
 世界遺産・延暦寺(大津市)の根本中堂(国宝)と廻廊(重要文化財)の大改修が約60年ぶりに実施されている。改修中も参拝客を受け入れており、同寺は「国宝、重文ならではの珍しい作業など、普段目にすることのない貴重な光景を間近に見ることができる機会」としている。
 「平成の大改修」の工期は2016年度から10年間で、約50億円を投じて、両建築の屋根の全面葺き替え、外部内部の漆塗りなどを塗り直す。このほか、根本中堂内部の花天井や高欄など、建築当初と考えられるものは保存を図る。


 お堂全体をおおう素屋根は2018年3月末までに完成させる。あわせて参拝客が屋根の高さまで登って間近に見学できる修学ステージも18年4月末には完成する。
 根本中堂(国宝)は1642年(寛永19)、徳川家光によって再建された境内最大の建物で、間口は37メートル、奥行き23メートル、高さ24メートルある。


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