地域の福祉に役立てて 愛東中学校生徒会

■平成29年3月12日(日) 第17753号

=伝統のアルミ缶回収活動で寄付 体験交流の和楽とじゅぴあへ=

寄付の品を贈呈する愛東中学校生――あいとう和楽(上)とデイサービスセンターじゅぴあ(下)で――

◇東近江
 東近江市立愛東中学校(下中野町 奥井雅秀校長 生徒数108人)の前生徒会役員はこのほど、1年間全校生徒で取り組んだアルミ缶回収活動の成果を地域福祉に役立ててもらおうと、近くにある障がい者共同作業所あいとう和楽(代表・川副きよ子氏)に車いす1台と教育おもちゃ2種(3万5千円相当)、市社会福祉協議会のデイサービスセンターじゅぴあ(責任者・奥秀子氏)に歩行補助のシルバーカー2台(3万5千円相当)を寄付した。
 同校生徒会は代議員を中心に、平成18年度から毎月1回のアルミ缶回収活動と年2回のPTAの協力による地域の資源回収で活動を続け、集まったアルミ缶を換金して、総合的な学習の授業で福祉体験を受け入れてもらっている同施設に要望のあった物品を購入して寄付している。今年は918キログラム(昨年832キログラム)回収できた。
 回収を行ったときの生徒会会長の辻葉菜さんと副会長の田中琉翔さん、書記の小寺由起さん、会計の中嶋華蓮さん、代議議長の奥村優衣さん、代議副議長の青山翔夢さんの6人(いずれも3年生)が両施設を訪れ、「アルミ缶を集めた収益金で購入しました。有効に使ってください」などと、施設利用者代表に寄付の品々を手渡した。
 それぞれの施設では、利用者代表が「ありがとうございます。大切に使います」と感謝の言葉を述べ、全員の感謝の気持ちが拍手で伝えられた。
 辻さんは「愛東中全員で集めたアルミ缶の収益金なので、大切に、たくさん使ってもらったらうれしいです」と話し、奥村さんは「目標を多めに設定しました」と昨年より多くのアルミ缶を回収できた秘訣を話した。奥井校長は「昨年よりたくさん集めて、よくがんばってくれました」と生徒たちの労をねぎらった。
 同校のアルミ缶回収活動は今年度で11年目。昨年5月には、日本善行会から「青少年善行表彰 社会福祉分野」を受けた。



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