新町交番を新築移転「八幡山交番」竣工

■平成29年3月8日(水) 第17749号

=町並み景観に配慮 地域の「安全センター」に=

八幡堀の近くに竣工した「八幡山交番」

◇近江八幡
 八幡堀に近い近江八幡市鍛冶屋(かじや)町で建設が進められていた近江八幡署の「八幡山交番」の落成式が4日行われ、業務がスタートした。
 開設から43年間、旧市街地域の安全、安心の拠点として役割を果たしてきた新町交番(同市新町)が、建物施設の老朽化と狭あいの解消、未耐震を理由に廃止され、名称を「八幡山交番」に変更して観光客の増加や祭礼などへの警備強化にも対応できるよう新築移転したもの。
 新しい交番庁舎は、鉄骨づくり2階建て(のべ床面積143・5平方メートル)で、1階に事務室、相談室、来庁者用トイレ、2階に会議室兼多目的室、仮眠室などがある。
 旧市街地の町並み景観に配慮した外観で、屋根は切妻様式の瓦屋根を模した鋼板ぶき。2階窓には格子を取り付けた町屋風の外観デザインに仕上げられている。東側壁面には「POLICE」の文字が取り付けられ、外国人にも分かるように工夫されている。
 通りに面した約248平方メートルの敷地(市有地)は、来庁者用の駐車場(4台)が設けられているほか、地域の防災拠点として機能するよう外部から事務所に給電できる非常用発電機も備えられている。
 勤務する警察官は6人。2人1組で24時間体制をとるほか、日中は相談員1人も配置する。男女別の仮眠室やトイレ、シャワー室が設けられ女性警察官の勤務にも対応した。
 交番横の駐車場で行われた竣工式で布施久昭署長は「観光客の増加に伴い、事故や事件が懸念される中、地域の安全センターとして交番の役割を果たしていきたい」とあいさつ。
 また、西口均・同交番所長(48・警部補)は「歴史あるまちに恥じない犯罪のない安全、安心なまちづくりに貢献できるよう、精一杯、警察活動に取り組みます」と決意を表明した。


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