子ども江州音頭塾 惜しまれて閉講

■平成29年2月23日(木) 第17738号

=郷土の伝統芸能継承 6年間でのべ88人育つ=

閉講式で元気いっぱいに江州音頭を歌う子どもたち

◇近江八幡
 平成二十三年五月から近江八幡コミュニティセンターで続けられてきた「子ども江州音頭塾」の閉講式が十八日、同センターで開かれた。
 同塾は伝統芸能を通して青少年の健全育成と江州音頭の伝承を目的に八幡学区まちづくり協議会が小学生を対象に開講。地元の音頭取りで滋賀県江州音頭普及会広報担当の深尾勝義さん(73)を講師に迎え、子ども向けの音頭教室をスタートした。
 約六年間にのべ八十八人が学び、地域の夏祭りやコンクールに出演し、上手で元気な歌声に人気を集めていた。
 熱心でやさしい指導を受けた子どもたちは、音頭だけでなく太鼓や鉦などを使った囃子の演奏も上達し、県内唯一の子ども江州音頭グループとして知られるようになったが、指導にあたってきた深尾さんが昨年入院。退院後の指導を継続していくことが難しくなったことから、惜しまれて終了することになった。
 閉講式には、現在の受講生十四人と保護者、卒業生など約五十人が集まり、練習してきた「近江八幡よいところ」や「水郷めぐり」、「八幡小学校校歌江州音頭版」などオリジナル七曲を代わる代わる歌い上げ、客席からの「そりゃしっかりせー」のかけ声や手拍子と共に賑やかに江州音頭を繰り広げた。 
 深尾さんは「子どもが好きなので、辞めることは後ろ髪を引かれる思いだが、迷惑がかからないうちに終わりたいと思った。子どもたちは誰も途中で辞めることなく、続けてくれたのはうれしかった。いろいろな祭りや大会に出演出来たことも楽しかった」と振り返った。
 今後は、自主サークルとして活動の継続が検討されている。


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