「不倫やめさせたかった」蒲生東小の教頭免職

■平成29年2月19日(日) 第17735号

=面識ない女性3人に強要未遂=

◇県
 県教育委員会は十七日、面識のない女性三人に対して昨年九月から十一月にかけて、指定した日時・場所に一人で来るように強要したり、携帯電話の番号を教えるように要求し、応じなければ名誉に危害を加えると脅迫した東近江市立蒲生東小学校の教頭、有川智章被告(50)の免職処分(同日付)を発表した。
 県教委によると、昨年十月一日、湖南市内のドライブイン駐車場で被害者Aさん(40歳代)が男性の自動車に乗るのを目撃していた有川被告が同月二十三日、Aさん宅前の路上で「なぜ、男の車に乗り込んだのか」などと言い、さらに十一月上旬、「ご主人にバレると終わる」と記した書面をAさん方のガレージにおき、指定した日時、場所に一人で来なければ、名誉に危害を加えると脅迫した。
 このほか、Bさん(四十歳代)とCさん(同)に対しても、九月上旬〜十一月下旬にかけて、湖南市内で男性の自動車に乗り込んだのを目撃したのをきっかけに、「バレたら娘泣くよ」「この紙にケータイ番号を書け」などの書面を被害者宅のガレージにおいたり、被害者の自動車のドアノブに挟むなどして、同様の要求を行った。
 三人の女性は警察に通報したため、有川被告の目的は遂げられなかった。有川被告は十一月二十三日に被害者Aさんへの強要未遂容疑で逮捕され、十二月十三日起訴された。他の二件についてもいずれも同じ容疑で逮捕、起訴されている。
 県教委によると、有川被告は「不倫をやめてもらいたかったが、今考えるとやり方がめちゃくちゃだった」と、身勝手な思い込みと行動に反省の言葉を話していたという。



東近江市 市川教育長 断じて許しがたい
市民の信頼回復に全力


◇東近江
 県教委の発表を受けて、東近江市の市川純代教育長が十七日午後、「本件につきましては、教育公務員として、あるまじき行為であり、断じて許しがたいものであり、極めて遺憾に思うところであります。市教育委員会といたしましては、今後、二度とこのようなことが起こることのないよう、教職員の倫理の確立、服務規律の遵守を強化するなど、再発防止の取り組みを進めるとともに、教職員と一丸となって教育の充実を図り、市民の皆さまの信頼の回復に全力を尽くす所存であります」と、コメントを発表した。


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