【寄稿】滋賀県知事 三日月 大造

■平成29年2月23日(木) 第17738号

=琵琶湖新時代へ 共につくろう!琵琶湖新時代=

   三日月大造氏

 もうすぐ「びわ湖開き」。いよいよ湖国にも春到来です!
 この度、この欄に寄稿させて頂くこととなりました。これから毎月、滋賀県のこと、琵琶湖のことを記します。皆様と共に考える機会になれば幸いです。
 滋賀県知事として三年目。早いものです。ご厚情に感謝いたします。
 若輩未熟ですが、この重任、驕らず、気負わず、精一杯務めてまいります。
 今だけ、モノやカネだけ、自分だけの豊かさではなく、すべての人が、持続的に心で実感できる「新しい豊かさ」をみんなでつくることが基本理念です。
 私は昭和四十六年、京都市嵯峨で生まれ、昭和五十四年滋賀県大津市に引っ越してまいりました。父が滋賀県甲賀市の出身。滋賀県で暮らしたいと転居しました。
 比叡山の麓の里山で虫を捕り、琵琶湖のほとりで魚釣りして遊んだ少年時代の記憶は鮮明です。


 「せっけん運動」に共鳴し、母が洗濯時に粉せっけんを使っていたことを覚えています。洗濯機の中で固まる、汚れが落ちづらい…と愚痴りながらも「琵琶湖のために」と。子ども心に滋賀県はすごいところだと思いました。
 今年に入り、「琵琶湖新時代」をつくろう!と呼びかけています。
 法律に基づく琵琶湖の保全再生のための計画を策定中です。私たち県民が口ずさむ「琵琶湖周航の歌」が出来て百周年の節目。琵琶湖に初めて大規模な赤潮が発生したのがちょうど四十年前です。
 琵琶湖を真ん中に、周りの人たちのこと、水源の人や下流の人たちのこと、人間以外の生き物のことも考えながら、共に生きる。
 このような思想と実践を、私たち滋賀県民が自信と誇りをもって磨き、つないで、全国に、世界に広めていこうではありませんか。
(次回につづく)


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