草津市内の死亡野鳥から 鳥インフル陽性反応

■平成29年1月12日(木) 第17702号

=鳥取大学で確定検査へ=

◇県
 県は十日、草津市内で見つかった死亡野鳥から、A型鳥インフルエンザウイルス陽性反応が国立環境研究所の遺伝子検査で出たと発表した。
 人への感染は通常ないものの、ニワトリなどの家きん類への感染力、致死率の強い高病原性鳥インフルエンザかどうか調べるため、鳥取大学で確定検査を行う。
 県自然環境保全課によると、死亡野鳥が見つかったのは三日。シベリア方面から冬季に飛来してくる水鳥オオバンの死体が、湖岸から五キロ内陸の住宅の庭で見つかったと、住民から同市役所へ通報があった。これを受けて県家畜保健衛生所が四日実施した簡易検査では陰性だった。しかし、国立環境研究所が遺伝子検査を行ったところ、陽性であることが十日判明した。
 家畜伝染病予防法に規定される確認地点を中心とした半径三キロ以内に家きん百羽以上の飼育農場はない。
 環境省は十日、鳥取大学の確定検査に先立ち、回収地点の周辺十キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定した。圏内は同市だけでなく、野洲、守山、大津、栗東、湖南の各市も含まれる。
 また、県は養鶏場の消毒と早期発見・早期通報を要請する。
 一方、県民への呼びかけとして、鳥インフルエンザウイルスは通常では人には感染しないものの、日常生活で鳥の排泄物などに触れたあとは手洗い、うがいをしてほしいと周知している。
 さらに、野鳥が死んでいるのを見つけた場合は、素手で触らずに最寄りの市町や森林整備事務所へ連絡してほしいとしている。


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