絵筆の旅人ブライアンの目

■平成29年1月10日(火) 第17700号

=滋賀の原風景など64点 かわらミュージアムで開催中=

かわらミュージアムで開催中の作品展とブライアンさん

◇近江八幡
 写実的な絵画で知られる大津市在住の画家・ブライアン ウィリアムズさんの作品展「絵筆の旅人ブライアンの目」が、かわらミュージアム(近江八幡市多賀町738―2)で開かれている。二十二日まで。
 ブライアンさんは、一九五〇年ペルーに生まれ、大自然の中で青少年時代を過ごした。七二年に来日し、日本の風土や四季など魅せられた情景を絵画で表現し、十年目に高島屋横浜店で初個展を開催。以後、高島屋の他、全国の画廊や美術館などで作品展を開き、名声が広がった。
 三十二年前に大津市に移住し、びわ湖や社寺、比叡山系、伝統的な町並などの絵の創作活動を続けている。
 同展は、びわ湖や近江八幡市内の風景の美しさや守られてきた景観のよさをブライアンさんの絵筆を通して再発見し、写実的に描かれた繊細な作品や工夫された描画手法からブライアンさんの創作活動の意味を感じとってもらおうと同ミュージアムが企画した。
 会場には、「八幡堀新緑」や「琵琶湖の月の出」、「比叡サンセット」など県内で描いた作品や「パルテノン月の出」(ギリシャ)、「月光のエベレスト」(ネパール)など、世界各地を訪れて描いた作品など、六十四点を並べている。
 水彩、油彩、版画などのさまざまな画法の作品が展示を盛り上げており、ブライアンさん特有の大きな曲面キャンパスに描いた作品もある。
 ブライアンさんは「西の湖は何度も訪れた場所で、近江八幡市との関わりは長い。滋賀県内にはすばらしい原風景が残っており、文化的価値も高い。ありのままを素直に見ていただき、恵まれた自然や原風景を楽しんでいただけたらうれしい」と話している。
 開館時間午前九時から午後五時(入館は午後四時半まで)。月曜日休館。入館料大人三百円、小中学生二百円。問い合わせは、同ミュージアム(TEL0748―33―8567)へ。


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