日野町の食文化再発見 ふるさとランチ好評

■平成29年1月5日(木) 第17696号

=「伝統料理を継承する会」の食体験レストラン=

日野の伝統料理を継承する会のメンバー

◇日野
 親から子へ代々受け継がれてきたふるさとの食文化と手作り料理のよさを伝える「日野の伝統料理を継承する会」が、昨年五月から近江日野商人ふるさと館(日野町西大路・旧山中正吉邸)で、「食体験レストラン」を運営している。
 同町観光協会が九年前、春の祭礼「日野祭り」に欠かせない料理「鯛そうめん」の講習会を開いたことをきっかけに、次世代へつなげていこうと村井、大窪地区の料理好きの女性たちが同会を設立し、五十歳代から七十歳代の女性二十人が活動している。
 昨年三月には、地域おこし協力隊として、同町の食文化を発信している鵜瀬(うのせ)ゆりさん(31)が仲間入りした。
 同会代表の外池よし子さん(66)は「私たちの活動は、昔のままの料理を伝える伝承料理ではなく、昔ながらの食材で現代風の食味に合わせ、手間暇かけた料理の継承です」と話す。


日野の食文化が味わえる「ふるさとランチ」

 「食体験レストラン」で月一回開かれる「ふるさとランチ」(近江日野商人ふるさと館入館料込み、一人千円、税込)は、旬の野菜の炊き合わせや手作りのごま豆腐、白和えなどに定評がある。
 中でも「ふるさと御膳」(一人二千円、概ね十人から予約受付)は、季節により異なるが鯛そうめんや丁字麩のからし和えなどが味わえると好評を博している。
 古い商人住宅で伝統料理と手入れの行き届いた和風の庭園を眺めながら近江日野の「食の旅」が楽しめる。


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