環境に配慮した林業を成長産業に 行動計画案への県民意見募集

■平成28年12月26日(月) 

=原木取扱量倍増、森林認証取得面積3倍=

◇県
 県は、しがの林業成長産業化アクションプラン(平成二十八年度〜同三十二年度)原案に対する県民意見を募集している。
 同プランは、県内の森林資源の利活用促進を目的に、生産から流通、利用にいたる林業、木材産業の行動計画を策定したもので、具体的な数値目標を盛り込んだ。
 活力ある林業の推進では、新技術導入や基盤整備、植林エリアの集約化、環境に配慮した伐採と再造林による循環利用を行う。これにより、林業産出額を年間十一憶六千万円(平成二十六年度・九億七千万円)までに引き上げる。
 流通体制の整備と販路拡大では、製材工場の連携・協力、県産材の需給情報を共有できるシステム構築、近畿・中部・北陸の結節点を生かした近隣府県への安定供給を推進し、原木取扱量を年間九万立方メートル(平成二十七年度・四万一千立法メートル)までに伸ばす。また、未利用材を活用し、エネルギー利用される木質バイオマス量を五千五百二十五トン(同・九百五十トン)に増やす。
 幅広い利用に向けては、消費者の理解醸成、一般住宅・公共建築物・木製品などの利用増、木材パネルCLTなどの新たな製品の普及で、県産材を使用した木造公共施設を年間二十施設(同・十施設)、CLTを活用して整備された施設を累計三施設(同・〇施設)整備する。
 林業産業を支える人材では、新規就業数を累計六十九人(同・十九人)確保するほか、専門性の高い技術者育成や、森林組合の経営基盤強化を図る。
 水源林の保全に資する林業成長産業化への取り組みは、環境に配慮して適切に管理している森林に与えられる国際的な認証である「森林認証」の取得面積を累計千五百ヘクタール(同・四百八十九ヘクタール)に拡大する。
 詳しい内容は、県ホームページのほか、森林政策課、県民情報室、各合同庁舎行政情報コーナー、県立大学、県立図書館、琵琶湖博物館、近江富士花緑公園で資料を公開している。
 県民意見の募集期間は来年一月二十三日までで、提出方法は郵送、またはファックス、電子メールで〒520―8577滋賀県琵琶湖環境部森林政策課(ファックス077―528―4886、メールdj00@pref.shiga.lg.jp)へ。滋賀県ホームページ内「しがネット受付サービス」からの応募もある。
 提出の様式はとくに定めていないが、必ず住所、氏名(法人にあっては名称および代表者の氏名)、電話番号を記入する。なお、個人情報は公表しない。電話による意見、情報は受けられない。


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