【寄稿】滋賀県議会議員 木沢 成人

■平成28年12月25日(日) 第17689号

=県政NOW 「日本橋」から始まる!=

    木沢氏

 お江戸、東京の「日本橋」を出発した二つの街道(東海道・中山道)は、再び近江の国、滋賀の地で一つに交わります。
 その意味において、歴史上、重要な役割を果たしてきた、これらの街道の起点「日本橋」の地、また、かつて近江商人が数多く店を構えた「日本橋」の地に、滋賀県の新たな首都圏情報発信拠点の整備が進められようとしております。
 県では、これまで首都圏において、JR有楽町駅前の東京交通会館二階に、滋賀県東京観光物産情報センター「ゆめぷらざ滋賀」を、またJR秋葉原駅近くに立地する商業施設「ちゃばら」内の「日本百貨店しょくひんかん」に「滋賀県コーナー」を設け、滋賀県の観光その他の情報発信と物産販売を実施してきたところですが、今回、これらの施設を統廃合し、新機能を付加する形で、新拠点を整備するものであります。
 去る12月9日に行われた、県議会11月定例会の一般質問において、私は、この「首都圏情報発信拠点」の整備について、人材育成の観点から提案型の質問を行いました。
 新拠点のコンセプトの一つに、「インキュベーション」という項目があげられており、これは、この拠点を活用した、起業・新ビジネスの創造を企図したものであります。拠点には、物販エリアに加え、その為のコワーキングスペース(共有オフィス)等も整備が予定されております。この場所と機会を大いに活用して、滋賀の未来を切り拓く若者がどんどん出てきてもらいたいものです。
 現在、県立八幡商業高校では、「近江商人再生プロジェクト」として、北陸、関東、東北等かつての近江商人縁の地を訪ねながらの「行商実習」(産物廻し)を実施されております。質問では、キャリア教育の観点から、日本橋の新拠点を活用し、この実習を更に発展させてはどうか?と教育長に提案し、前向きな答弁を頂きました。
 様々な階層の、大勢の人が集う「日本橋」の地で、自らの夢や目標につながる「実践」を体感・体験することは、自信の獲得と共に、ふるさと滋賀の再認識や郷土愛の深まりにもつながるのではないでしょうか。
 滋賀の未来を切り拓く新たな「起点」となるよう、県外の滋賀県人の皆様とも更なる連携を図りながら、新拠点の充実に努めて参ります。




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