日野駅再生プロジェクト

■平成28年12月10日(土) 第17676号

=ネットで改修費を寄付すると返礼品と駅舎銘板に名前=

改修費の一部をネットで募る日野駅舎

◇日野
 今年、築百年を迎えた近江鉄道日野駅舎の改修を進める日野町は、駅舎再生に必要な費用を全国から募る「ガバメント・クラウド・ファンディング」を開始した。
 期間は、今月から平成三十一年十二月までの三年間。ガバメント・クラウド・ファンディングとは、インターネットを介して地方自治体や多くの人から寄付金を集める手法。町では目標額四千万円の内の一千万円をこの手法で募ることにしている。
 同駅舎は、大正五年に建築された木造駅舎で現存している例は少ない。老朽化が進む中、日野町民や鉄道ファンなどから再生の希望が多く寄せられた。
 このため、町は次世代への「たから」として繋げていくことを目標に「近江鉄道日野駅再生プロジェクト」を立ち上げて寄付金を活用し、近江鉄道と協議しながらプロジェクトを進めていく予定。 
 藤澤直広町長は「賛同していただく全国の皆さんから応援の寄付金をいただき、この事業を実現したい」と話している。
 寄付金は、次の事業の一部に使われる。
 プラットホーム上り待合所改修工事費等約二千万円(設計費含む)、鉄道ミュージアム工事費等約一千万円、交流拠点施設開設費用等一千万円。
 寄付者への返礼品として、寄附金一万円以上は近江鉄道創立当初に敷設されていたイギリス製の鉄道レールで作成した「レール文鎮」と日野駅舎の焼印入りの「日野せんべい」を進呈する。また、三年間で十万円以上の寄付者は、改修後の日野駅舎の銘板に名前を刻む。再生プロジェクト寄付金には税制上の優遇措置がある。問い合わせは、町役場企画振興課(TEL0748―52―6552)へ。


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