肺がん 新ワクチン 滋賀医大が臨床試験

■平成28年11月18日(金) 第17657号

=免疫機能強め再発防ぐ=

◇大津
 肺がんは、手術後も約五〇%の確率で再発するため、再発予防の方策が必要とされている。このような現状を受け、滋賀医科大学(大津市)は十五日、患者が本来もつ免疫機能を高め、がんの進行を抑える新ワクチン「がんペプチド」の効果をみる臨床試験(治験)を開始した、と発表した。


発表する滋賀医科大学関係者(県庁)

 滋賀医科大学の臨床試験は十月下旬から実施しているが、同大と連携している東京大学のほか国内二施設でもすでに始まっており、最短で平成三十五年の実用化をめざす。
 免疫療法のため副作用は少ない。具体的には、肺がんを手術で切除した後、がん細胞の目印になる「がんペプチド」(ペプチドワクチン)を患者に注射し、がん細胞を攻撃するリンパ球細胞であるCTL細胞を活性化させる。


関連記事

powered by weblio




同日のニュース