県内でも総選挙の準備加速 国会でくすぶる年明け解散

■平成28年11月17日(木) 第17656号

=市民グループ、共闘後押しへ再スタート=

反転攻勢の決意を述べる蓮坊代表(びわ湖大津プリンスホテル)

◇全県
 衆議院の年明け解散・総選挙説がくすぶる中、野党四党(民進、共産、自由、社民)は九日、候補者調整など選挙協力に向けた協議を加速させる方針を確認した。県内でも、民進の蓮舫代表が県入りしたり、今夏の参院選で「野党共闘」を後押しした市民グループが運動を再開するなど、早期の総選挙に備えた動きが出てきた。湖国における動向を探った。【石川政実、高山周治】

 民進党の蓮舫代表は六日、大津市内のホテルで開かれた同党県連のパーティーに先立って琵琶湖を視察した。
 続くパーティーでは「解散がなければ仲間が増えない。仲間を増やし、二大政党の一翼を担いたい」と反転攻勢の決意を示した。田島一成・同党県連代表は「いつ総選挙が行われるかわからないが、解散総選挙では国民の手に政治を取り戻すために大きなうねりを起こしたい」と訴えた。
 また、共産党県委員会は総選挙における民進、社民との選挙協力に向けた協議材料として、今春、各選挙区の公認候補を擁立した。
 奥谷和美・県委員長は「野党共闘に向けた民進、社民との県組織レベルの話し合いはまだ正式には行っていないが、同じ方向性(野党共闘の路線)なので、党本部で合意すれば、地方の協議は一気に進む」と話す。
 安保法制に反対する市民グループ「市民の会 しが」は、今夏の参院選で野党共闘を後押しし、来る総選挙でも同じ役割を担う姿勢で、「新潟知事選では当初は接戦が予想されたが、市民グループが支援する野党系の候補が自民系の候補を大きく差をつけた。今後の野党共闘の好材料だ」と意気込む。
 今月五日の総会では、県内四つの小選挙区で対応できるよう組織体制の強化や、野党三党(民進・共産・社民)との協議・調整をスタートさせる方針を確認した。
 また、二十六日には憲法と原発をテーマにした政策討論会を守山コミュニティセンター(JR守山駅前)で開き、運動に弾みをつける。


関連記事

powered by weblio




同日のニュース